2018年入社

広報宣伝

木皿 春香

PROFILE

木皿 春香

木皿 春香

学部
健康メディカル学部
学科
健康栄養学科
出身地
神奈川県
趣味
プリンの食べ比べ、美術館巡り

インタビューINTERVIEW

貝印でしかできないことがある
そう感じで入社を決意

大学では栄養学を学び、さまざまな資格を取得するために日々勉強する毎日でした。
周りには食に対する興味が強い仲間が多く、私も影響を受けて食への関心が高くなっていきました。
卒業後は大学で学んだことを活かしたいと思い、キッチンツールを扱うメーカーを志望しました。そしていろいろな企業情報を集める中で貝印に出合いました。

最初は採用パンフレットに書かれた『ポケットナイフから始めました』という文面が面白いなと思い、会社のことを調べてみると、包丁をはじめシェアNo.1の商材がいくつもあることがわかりました。
業界で高いシェアを誇る包丁やカミソリなどに特化しながらも、ビューティーツールなど自分に身近な製品も幅広く扱っているのは会社として大きな強みだと感じました。
キッチンツールのメーカーを志望した時は刃物のイメージはなかったのですが、貝印のことを調べるうちに「ここでしかできないことがある」と強く感じたのを覚えています。

営業での2年間の経験が
今の仕事の大きな財産

入社後は国内営業部に配属。最初は先輩の商談に同行して営業の基礎を学びました。その後は一人でお客様を回り、新製品をはじめ貝印のさまざまな製品の良さを説明してお取り扱いいただけるようお願いしていきます。
ここで取引先の店舗の方々が製品のどのような部分を見るかを知ることができたのは、私の大きな財産になっています。

広報宣伝を担当する現在の部署で施策を打ち出す際、販路をわかっていることは大きな強みになります。
新製品が発売されたタイミング以外にも、宣伝はさまざまな形で行ないます。その際に経験として営業現場を理解していることで、いつ、どのような宣伝をすると効果的かが見えてきます。
さらに営業担当がそれをどう活かせるかも視野に入れた方法を考えることができます。
入社3年目に広報宣伝に異動して新たな仕事に取り組んだ時、最初に営業を経験できて本当によかったと感じました。

外部企業と協力し
新コンセプトの包丁を開発

入社2年目の時、富山県で暮らすご夫婦が経営する企業から「人々の魚ばなれが深刻化する中、魚をさばくための新しい包丁を作って文化を啓蒙していきたい」という提案がありました。
その提案は経験の浅い私が聞いても芯が通ったものとすぐにわかりました。しかも社長は貝印の包丁から新しいコンセプトの包丁を削り出し、私たちに見せてくれたのです。
私はこの提案に感銘を受け、プロジェクトに参加させていただきました。

商品開発、商品企画、そして営業と、さまざまな部署の人たちとチームを組み、サンプル製作からパッケージデザインまで、商品化に至るまでのプロセスを一通り経験。最後に納品した時は大きな達成感がありました。
製造委託の場合、貝印の名前は出さないのが通例です。でも社長は貝印の製品であることに価値を見出してくださり、「ぜひダブルネームで販売したい」と提案してくださいました。これは本当に嬉しいことでした。
この包丁はクラウドファンディングで販売され、開始数時間で目標達成するほどの人気商品となりました。

宣伝部は違う筋肉を使う競技を
同時にやるような仕事

入社3年目には広報宣伝部に異動。私は宣伝担当として、純広告やタイアップ企画の制作・出稿、展示会の準備、製品紹介の動画やスチール制作などを行っています。
広報宣伝部に移ってから、業務で関わる人がガラッと変わりました。
媒体や制作会社の方々はビジネスでもラフなスタイルをされている人が多いですし、話し方もとてもフランクです。
人によってはすごく軽いノリと感じるかもしれませんが、みなさん自分の感性で仕事をされていて、とても素晴らしいクリエイティブを手がけられています。
そんな方々とは、自然に私も同じようなテンションで話をしています。

しかし、社内の他部署の方とも同じ感じで仕事を進めるわけにはいきません。例えば社内で広告出稿の稟議を上げる時は、硬い話をしています。
今の部署に異動してから、使う筋肉がまったく違う複数のスポーツを同時並行で行い、しかも試合に出場しながらルールを覚えているような感じがしています。
でも私は幅広い世界からさまざまな情報を受け取ることに価値を感じるタイプなので、仕事で多くの人と接することができるのはとても刺激になります。

外から得た知識や刺激を
社内に共有したい

タイアップ企画では、媒体と一緒に新製品を開発するという話もありました。
その企画では、料理研究家、陶芸作家、エッセイストなど、創作・クリエイティブを生業にされている方々が何に重きをおいて日常生活を送り、どのような部分にこだわってキッチンツールを選んでいるかなどの話を伺う機会に恵まれました。

貝印の社員は、たとえば包丁の担当者ならいつも包丁のことを考えています。そのため、ともすると考え方が固執してしまうこともあります。
外部の方々から伺うお話は、私たちの“当たり前”を覆してしまうような内容も少なくありません。
でも私は、そこに新しい製品のヒント、外部の方々やカスタマーから「貝印っておもしろいことをやっているよね」と感じてもらえるようなアイデアが眠っていると感じています。
広報宣伝部は貝印のことを外部に発信することが仕事ですが、外から得た知識や刺激を社内に共有することも大切な役割だと思っています。

貝印のブランドを多くの方に
知っていただくたくために

休日は現代アートのギャラリーや美術館を巡ったり、面白そうなイベントに出かけたりしています。あとは新しいカフェを探すのも好きです。
私の仕事は常に刺激を吸収して、それを宣伝やイベントに活かすことが大切だと考えています。私は根がミーハーで新しいものが好きなので、仕事を理由にして自分が楽しんでいる部分も大きいですね。
時には仕事上のお付き合いで、平日に開催されるイベントなどに行くこともあります。そんな時も広報宣伝部のメンバーはお互いに仕事の調整をして業務に影響がないようにしてくださいます。

貝印では、製品はもちろん、一つひとつのブランドを大事に育てていこうという流れが生まれています。新しく『ブランド企画部』というブランドを管理する部門もできました。
私も宣伝の立場から、ブランドを育てるためにどのようなメッセージを発信していけばいいかを模索しています。
仕事でお会いする多くの方から得た刺激を咀嚼して、貝印のブランドをより多くの方に知っていただくためのアウトプットに役立てていければと思います。

貝印は
人を大切にする会社

就職活動で貝印にエントリーした時、私は貝印の面接の多さに驚いたのを覚えています。
当時はなぜこんなにたくさん面接をするのだろうと不思議でしたが、面接では質問だけでなく私の話もたくさん聞いていただいたのが印象的でした。
入社して感じるのは、貝印は人を大切にする会社だということです。時間をかけてじっくり面接してもらえたのも、その現れだったのだと思います。
みなさんも気になることなどがあったら、面接でどんどん質問してみてください。

開発部門、企画部門、そして営業部門は製品を生み出し販売するため、密にコミュニケーションを取りながら業務を遂行します。
広報宣伝部門はそれとは別軸の業務も多いので、他の部署から見ると何をやっているかが見えにくいと感じられることもあります。
幸い私は営業部出身なので、営業や開発部門などとのパイプ役になりたいと考えています。
わからないことや相談事がある時は小さなことでも「とりあえず木皿に聞いてみよう」と思ってもらえるよう、社内での信頼を積み重ねていけたらと思います。

SCHEDULE

スケジュール

1日のスケジュール

7:30〜 出社
9:00〜 業務開始
9:30~ メールチェック
10:00~ インナーミーティング
11:00~ 外部ミーティング
12:00〜 昼食
13:00〜 タイアップ広告校正チェック
15:00〜 メールチェック
16:00〜 サンプル手配
18:00〜 帰宅
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