
「旬」を始めとするスペシャルブランドを担う部門
国内営業本部東京本店第三営業部は、貝印グループにおける特販部としての位置付けになります。
第一営業部と第二営業部が問屋を介したスーパーやホームセンター、ドラッグストアなどへの流通を担当するのに対し、第三営業部では店舗との直接取引が主です。得意先は百貨店を中心に、専門店、通販会社、WEB通販、料理学校などがあり、他にもキャラクター商品などのOEMの受託も行っています。
商品については、包丁の「旬」などのスペシャルブランドの他、カミソリや美粧用品、家庭用品まで幅広く担当しています。
百貨店と共にスペシャルブランドPRのためのイベント企画、料理学校への販路開拓、OEM商品の企画など、常に新しい試みに挑戦していく部署といえます。
また国際部と連動してのプロモーションや社内外のECサイトの方針を決めるなど、部署の垣根を越えて仕事を進める機会も多くなっています。

常に新しいものに
出会える面白さ
例えば、私たちが取り扱っている包丁ブランド「ミシェル・ブラス」のフルセットは30万円もする商品です。百貨店のイベントを中心に販売するのですが、こうした商品を購入されるお客様の多くは、価格よりも品質を重視される傾向にあり、芸能人などの著名な方々にも数多くご購入いただいています。
量販店とは異なる売れ方を見るのは、改めて勉強になりますし、新たなビジネスの問い合わせも数多く入ってきます。
他にも、料理学校とのお取引きを通じて、有名シェフの方々や有識者の方々とお話させていただいたり、通常では接点の無い方と知り合う機会もあります。
見聞を広めたり、常に新しいものに出会える点は、第三営業部ならではの魅力です。

貝印ブランドが持つ
イメージを大切にする
仕事を進める上で心がけているのは貝印のブランドイメージを大切にすることです。それは100年の歴史に裏打ちされた「お客様からの信頼」と言い換えることもできます。
私たちの部署には、さまざまな新規ビジネスの話が入ってきます。しかし営業単位での判断はしません。売上以上に、ブランドイメージを守り育てられるかどうかを優先しています。
社内においては、20名いる部員一人ひとりに、声をかける機会を増やすよう心がけています。
部長である私が難しい顔をしていては、何か悩みがあっても相談されなくなってしまいます。雑談も含めて、気軽に話せる雰囲気にすることで、相談してもらうきっかけを作るようにしています。