KAI FACT magazine
KAI PERMANENT COLLECTION #05
FACT  No.05


家挽きの一杯に、新たな一歩。
豆を均一に挽く仕組みとは?

 微粉は少ない方がいい。コーヒー豆を挽く際のポイントだ。
 業務用の高価な電動ミルであれば可能なこの作業。いわゆる家庭用と呼ばれるコーヒーミルは挽いた豆の粒を均一にしにくいとされてきた。理由は豆を挽く臼の部分にある。
 臼は通常、上下に分かれた2つの部位から成る。従来の家庭用ミルは片方のみを固定するタイプ。The Coffee Millはそのいずれも固定する新しい機構を備えることで、臼のブレを極力抑え、安定させている。結果、挽いた豆の粒が均一になる仕組みだ。これは微粉を減らすことにもつながり、コーヒー本来の美味しさを邪魔する雑味の低減にもなっている。
 業界でも初となるこのフィックスグラインド機構は、ミカフェートの代表であり、コーヒーハンターの名で知られる川島良彰氏と貝印が共同開発。微粉を減らす=雑味の低減になるという川島氏の考えを家庭用ミルで実現するべく、約3年の開発期間を経て完成させた機構なのだ。
 なお豆の種類や飲み方によって、粗さを調整することも可能。家挽きのさらなる楽しさを教えてくれるミルである。

スノーホワイト

「Kai House × Micafeto」シリーズ
The Coffee Mill
レギュラー 8,000円(税抜)
Kai House × Micafeto スペシャルサイト >>

株式会社 ミカフェート/コーヒーハンター 川島良彰 氏
約40年前、内戦で危険なエルサルバドルへ渡り、現地で豆の研究に着手。その後、世界のコーヒー業界に数々の功績を残してきた。現在は自ら立ち上げたミカフェートの代表。


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