貝印の商品は岐阜県関市と新潟県長岡市にある専用の流通センターから日本全国に発送される。もともとは東京、大阪、兵庫などに出荷場があったものを統合し、関市では1988年からカミソリやビューティーケアツールなどの商品を、長岡では1998年から包丁をはじめとする調理器具や製菓道具を扱っている。今回は、長岡のセンターを見学させてもらった。
2階建ての広い倉庫で働くのは約20名のスタッフ。逞しい男たちがダンボールを持ち運ぶ荒々しい現場を想像していたが、そのほとんどは3人のような華奢な女性たち。倉庫には彼女らのリクエストでポップスの有線放送が流れ、想像以上にクリーンでノリのいい現場。出荷は体力仕事であると同時に、細やかな心配りも必要なのだ。
では、入荷から出荷までの流れを彼女たちに案内してもらおう。商品がピシッと整頓された空間をフォークリフトで走り回るのは、荷受担当のリーダー、渡辺祐子さん。国内外の工場や協力メーカーから運ばれてくる荷物の数量・破損の有無などをチェックし、コンピューターに登録。出荷の回転が早いものを出荷レーンの側に置くなど、約7000種類の商品を出荷チームの利便性を考えて配置していく。同じフロアには小林悠華さんのいる返品処理の部署、品質チェックや検品、値付けや包装が必要な商品を手作業で行う加工場も。
そして出荷の作業。ケース単位の商品は倉庫からそのまま配送されるが、小箱や1個単位で送る商品は、石田実希さんのいる2階でピッキングと箱詰めをして出荷レーンに運ばれる。それぞれ専用のハンディ機を持ち、伝票をバーコードで読み取り注文された商品を棚からピックし、手作業で梱包。広い倉庫を回って商品を集めるため、1日に2万歩も歩く日も。夏は1日が終わる頃には体重が1キロ減るとか!
では、入荷から出荷までの流れを彼女たちに案内してもらおう。商品がピシッと整頓された空間をフォークリフトで走り回るのは、荷受担当のリーダー、渡辺祐子さん。国内外の工場や協力メーカーから運ばれてくる荷物の数量・破損の有無などをチェックし、コンピューターに登録。出荷の回転が早いものを出荷レーンの側に置くなど、約7000種類の商品を出荷チームの利便性を考えて配置していく。同じフロアには小林悠華さんのいる返品処理の部署、品質チェックや検品、値付けや包装が必要な商品を手作業で行う加工場も。
そして出荷の作業。ケース単位の商品は倉庫からそのまま配送されるが、小箱や1個単位で送る商品は、石田実希さんのいる2階でピッキングと箱詰めをして出荷レーンに運ばれる。それぞれ専用のハンディ機を持ち、伝票をバーコードで読み取り注文された商品を棚からピックし、手作業で梱包。広い倉庫を回って商品を集めるため、1日に2万歩も歩く日も。夏は1日が終わる頃には体重が1キロ減るとか!
ハンディ機には出荷の内容だけでなく、出荷にかかる時間を計測する機能もあり、入荷数の予測、商品を置く場所の改善に活かされる。配送レーンに乗せられた荷物は、最後に運送会社が受け取りトラックに。こうして毎日約3000ケースが、お客様の手元にスムーズに届けられているのだ。