ステンレス刃物鋼の爪切りもついに最終段階へ突入。品質管理用手袋をつけ、目に見える傷だけでなく、カーブ刃の切れ味や持ち手の角度など、隅々まで細かくチェックする。つい先ほどまで卓球に汗を流していたサブリーダーも、このときの視線は真剣そのもの。
ハノイの社食から
「うちの食堂では〈ソフィテルプラザホテル〉のチキンライスや〈ビンミン〉の焼き鳥と並ぶくらいの唐揚げが出るんですよ」と、ベトナムのグルメ事情に詳しい工場長がテンション高めに教えてくれた。早速、食堂へと急ぎ、大行列に並んでプレートを配膳台へ。すぐにテーブルへ持っていき、座った瞬間にぱくりと頬張ると、外はサクサクで中はジューシー! 噛むほどにナンプラーと醤油をベースにした甘辛のタレと肉汁が口いっぱいに広がり、とにかくご飯が進む。工場長が“ハノイ三大チキン”というのも納得!
昼の12時には約600平米の社員食堂が満員御礼状態に。
一年中ほぼ毎日出るスイカも甘くて美味。