年に2〜3回、20名ほどの役員と一緒に、私が理事長を務める岐阜関カントリー倶楽部でゴルフコンペを開催しています。これは貝印で20年近く続く行事で、今回で56回目。なかなか、歴史のある会なんですよ。昔はゴルフといえばイコール贅沢な遊びだったので、実は貝印では禁止とされていたんです。ですがブームもあって、父がゴルフを解禁に。始めた当初は私も練習する時間がなくて下手くそでしたけど、その後、1979年に留学したL.A.で週1回は時間を見つけてプレイしたり、東京から岐阜をベースにするようになってからよくゴルフに行くようになりました。今のスコアは平均90前後でしょうか。ゴルフって、ただ遠くに飛ばせばいいというわけではない。まずどこへ打ち、その後どう展開するかという組み立てなしには、なかなかいいスコアは出せません。そういう意味で、マネージメントに通じる部分も多いんです。一緒に回る人へのマナーや気配りも大切だし、どんな窮地に立っても柔らかく受け止め、過去を振り返らず今の一打に集中することも仕事に活かせる部分。参加する皆で、学びと共に楽しめればと思っています。若い人にもゴルフの面白さや奥深さを伝えていきたいですね。