医療用刃物の組み立てや包装をするクリーンルームでは、高い衛生管理のもと、
すべてのスタッフが足から頭までを覆う無塵服に身を包む。
特に白内障の手術などで使われるMVRナイフなどの眼科用メスは、高精度の顕微鏡を用い、
ミクロン(0.001mm)単位の細かい傷までチェックされる。
白内障手術などで目に直接挿入するメスは、特殊なクリアフィルムによって切れ味がチェックされる。
刃の角度や形状は、高精細な実体顕微鏡を用いて拡大され、一本一本モニターで細かく確認していく。
「人の命に関わることなので、何段階ものチェック工程があります。一瞬も気を抜けない作業です」とは
ここで働くスタッフの言葉。