KAIグループの知財活動の
ベースとなるDUPS3

商品開発基本方針「DUPS3

D:Design

「デザイン性」単に機能だけを求めるだけではなく
“機能美”をとことん追求

U:Unique

「独自性」“KAIらしさ”を追求し、“オンリーワン”の
存在に

P:Patent

「特許性」特許に代表される知的財産権によって他社では実現できない“オンリーワン”を実現

S:Safety / Story / Sutainability

「安全性」と機能やデザインを価値づける「ストーリー性」に加え、次の100年へ向けた「持続可能性」

「DUPS3」の基となる「UPS」を20年以上前から掲げ、
政府が「知財立国宣言」(2002年)を行う前から知財を重視した方針を商品開発に取り入れています。
「D」は2018年の経済産業省「デザイン経営宣言」、
「S(Story)」は近年の「コトづくり」や「ナラティブビジネス」を先取りしたものとも言えます。
「DUPS3」は、これらの潮流にも先行する“商品開発哲学”として、各方面でご評価いただいております。

「DUPS3」から生まれた知的財産権

例えば、miness®ブランドは12件の、
AUGER®システムカミソリは12件の知的財産権※から
成り立っており、
緻密な「知的財産権網」として
機能しています。
※日本の特許・意匠権・商標権の件数を集計

miness®
AUGER®

知的財産権の価値を伝える
「知財POP」

お客さまに知的財産権の価値を分かりやすく
お伝えすることを目的に
「知財POP」を
作成しています。

miness® ボディ用カミソリ(意匠権取得)
AUGER® カミソリ(特許取得)
関孫六 プレミアム爪やすり(特許取得)
SELECT100® グレーター(特許取得)

模倣品への取り組み

知的財産権は、商品価値を向上させるのみならず、
多くの模倣品・追随品を排除することにも
活用しています。

直近4年で、65件以上の
模倣品の差止・摘発・出品取り下げに成功

対象国:日本・中国・インド・イギリス・トルコ・
インドネシア・シンガポール・アメリカ等

「知的財産権網」は
グローバルで構築

知財の活用実績は全国平均の1.6倍

活用特許の割合
KAI※1 82.7%    全国平均※2 49.8%
休眠特許の割合
KAI※1 17.3%    全国平均※2 50.2%

※1:2021年度のデータ、※2:特許行政年次報告書 2021年版(2019年度のデータ)

※1:
2021年度のデータ
※2:
特許行政年次報告書 2021年版
(2019年度のデータ)

日本で登録されている特許のうちの約半分は「休眠特許」※2と呼ばれ、活用されていない状況です。
そのような中、KAIは全国平均の1.6倍も知財を活用しており、
知的財産権をブランディングや、開発成果をお客さまに伝えるための
販促・広告宣伝ツールとしても積極的に活用しています。

知財戦略の外部発信

KAIの知財の取り組みを政府・学会・
団体・大手企業など
各所へ向けて
発表・発信しています。

政  府
執  筆

一般財団法人 知的財産研究教育財団
「IPジャーナル」2020.9 Vol.14

株式会社技術情報協会
「研究開発リーダー」 2022.8

一般財団法人 日本特許情報機構
「DESIGN PROTECT」No.136 2022

その他、企業向け講演多数

KAIの知財活動は特許庁にも認められ、
平成31年度知財功労賞を受賞しました

平成31年度 知的財産権制度活用優良企業等表彰 知財功労賞 特許庁長官表彰