よくあるご質問
包丁
お手入れ・保存に関するご質問
交換や修理はできません。
ニオイは、人体に害はありません。洗浄と自然乾燥を繰り返すことにより、次第に弱まっていきます。
<注意>ニオイ抜きの為に漂白剤を使うと、漂白剤成分を吸収し臭いが強くなる場合があります。また、木柄製品は、食器洗浄機や食器乾燥器の使用はできません。
中子がしっかりしていれば交換できます。中子の太さとハンドルの差込み口の大きさを確認して、中子を途中まで差し込んだら柄尻を木槌で叩き、挿入します。
包丁に薄くサラダ油を塗って、新聞紙に包み保存します。
水を含ませたワインのコルク栓に粉末クレンザーを付け、サビを擦り落としたり、サビ消しゴムでサビの表面を擦り落としたりします。
ハガネ製は錆びやすいので食材への汚れは素早く洗い落とし、乾いた布で水分をよく拭き取ります。
使用後は速やかに洗剤で洗い、すすいでから、水分をよく拭き取ります。
使用後は包丁に中性洗剤をつけ、まな板に押し付けてスポンジで擦ります。その後、水洗いし熱湯をかけて消毒、最後に水分をよく拭き取ります。
食器洗浄機や食器乾燥器に対応可能な製品は、使用可能である事をパッケージに記載していますのでご確認下さい。また、乾燥時は80℃から90℃になりますので、ご家庭の機種の温度をお確かめの上、熱湯消毒の項を参照してください。
【対応商品】
刃体がステンレス刃物鋼の製品、ハンドルの部分にステンレスや耐熱樹脂(ポリプロピレン、ポリアセタール樹脂、エラストマー樹脂、ナイロンなど)が使用されている製品。
【非対応商品】
刃体がハガネ製やハガネの入った割り込み材の製品、ハンドルの部分に木が使用されている製品。
パッケージ裏面の「品質表示」の項でハンドルの材質を確認してください。耐熱温度が100℃以上の樹脂の場合は問題ありません。100℃に満たない樹脂の場合、熱湯をかける程度は問題ありませんが、煮沸消毒や熱湯中での放置は避けるようにしてください。変形する可能性があります。
【当社表示例及び当社規格】
ポリプロピレン=耐熱温度110℃
ポリアセタール樹脂(POM樹脂)=耐熱温度140℃
エラストマー樹脂=耐熱温度100℃
ナイロン=耐熱温度170℃
1 ステンレス刃物鋼(特殊ステンレス鋼)
2 炭素鋼(ハガネ)
3 クラッド複合材(中心が炭素鋼、側面がステンレス鋼)
【サビの原因】
いずれの包丁も取り扱い状況によってはサビが発生します。特に2(炭素鋼)、3(複合材)は、湿度が高い場所に長時間保存されていたり、使用後に水分や汚れが付着したままになっていたりすると短時間(10分程度)でサビに至る場合があります。材料そのものが錆びにくい1(ステンレス刃物鋼)でも、塩素イオンなどの影響でサビが発生する場合があります。
【サビの予防】
水分や汚れの付着を取り除くことが重要です。よく洗浄し、水分を拭き取って乾燥した状態においていただくと、サビを予防することができます。
【万一サビが発生してしまったら】
軽いサビは、クレンザーや「錆消しゴム」で擦っていただくと落とすことができます。深いサビは、砥石を使って砥ぎ直すことで落とせますが、進行したサビは残る場合があります。
刃・研ぎに関するご質問
000AP0300 ダイヤモンドシャープナーをご検討ください。
ダマスカス模様に修理することはできません。
波刃は普通の砥石では砥げません。波刃が研げるシャープナーをご利用ください。
使用後は陰干しで2、3日干して完全に乾燥させてから保管ください。
波刃ではなくても、直線刃の両刃の包丁であれば研ぐことが可能です。ただし、刃の厚さが2.5mm以上の包丁、片刃の包丁、チタン包丁、セラミック包丁には対応していません。
水に浸してご使用いただくものですが、泡が出なくなるまで水につける必要はありません。
果物ナイフは刃が薄すぎて、角度が安定せず正常に刃がつきにくい為、電動シャープナーは利用できません。
ペティナイフは刃渡り120mm以上あれば研げますが、それ以下ですと果物ナイフと同様に、刃が薄すぎて角度が安定せず正常に刃がつきにくい為おすすめできません。
関孫六ダイヤモンド&セラミックシャープナー:矢印の反対側から研ぐ事ができます。カバー部分を右手で抑えて左手で研ぐ事が出来ます。
包丁専用の砥石なのでお控えください。
水洗いは行わず、拭く程度にしてください。
包丁と砥石の両方の粉です。
安全装置が作動しているため、内カバーの閉め直しが必要です。
鋼、ステンレスの包丁にご利用いただけます。チタンやセラミック等の特殊な材質の包丁にはご利用いただけません。 |
中砥石での砥ぎ直し以上に切れ味を求められる場合に使用します。粒度の目安は、2000~3000番です(粒度は砥粒の大きさの単位、記号は#)。
普段の研ぎ直しは中砥石で十分です。よい刃が付きます。粒度の目安は、800~1000番です(粒度は砥粒の大きさの単位、記号は#)。
刃こぼれや傷などを補正するときやサビを削り取るときなどに使います。粒度の目安は、300~400番です(粒度は砥粒の大きさの単位、記号は#)。
棒砥石やヤスリ棒では刃は付きません。刃に付いた油分や汚れを落とし、一時的に切れ味を回復させることを目的に使います。
AP0163波刃が研げるシャープナーで研ぎ直し可能です。また、貝印の研ぎ直しサービスでも承っております。詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.kai-group.com/store/special/sharpening-service/index.html
一般的なお手入れの目安は、月に1~2回、平砥石での砥ぎ直しをおすすめしています。お使いの状況によって切れ味は変わってきますので、切れ味が落ちたと感じられたら砥ぎ直しすることをおすすめします。簡易砥ぎ器を使用する場合、週に1度は砥ぎ直しが必要です。
1 面直し用砥石で平らに削ります。
2 同じ砥石どうしの面を合わせてこすり、平らに削ります。
3 平らな所に固定した耐水ペーパーの上に金剛砂を敷き、砥石の砥ぐ面を金剛砂に擦り合せて削ります。
<注意>いずれの場合も、修正する砥石には十分に水を含ませてから行ってください。
1 砥石に軽く当て、擦って除きます。
2 新聞紙や布地に擦って除きます。
1 砥石に十分水を含ませます(水に沈めて泡がでなくなるまで)。
2 角度が変わらないようにしっかり持ち、手で支えます。
3 砥ぎ汁を使って砥ぎます。
4 刃返りがでるまで砥いでください(両刃は両面砥ぐ)。
5 刃返りを新聞紙などでとります。
<注意>砥石が凸凹していると上手く研ぎ直しができません。面直し用砥石などで砥石を平らにしてからお使いください。
刃先(小刃)だけの研ぎは、繰り返すうち刃が丸まってしまいます。刃先から上部1~2cm(目安)の切刃を削るように研ぎ、全体を鋭角にします。よい刃が付きます。
砥石は砥粒(研磨剤)の大きさによって、荒、中、仕上げ砥に分かれます。刃こぼれや、刃がかなり摩耗している場合は荒砥を使い、中砥、仕上げ砥の順に研ぎます。本格的な刃が付きます。
荒砥石を使って刃こぼれを修復します。
包丁を研ぎ直してください。目安は月に1~2回です。
簡易砥ぎ器は、刃先先端だけのリフレッシュ(砥ぎ直し)が主な役目になります。ですので、繰り返し使用されると先端だけが減って切れ味が戻りにくくなります。切れ味が回復しにくくなったら、本格砥石(平砥石)で刃先き上部1~2cmのところから砥ぎ直し(切刃を付ける)をするようにしましょう。
勿論研げます。ハガネの包丁にクロムを添加した分、砥ぎにくさがわずかにありますが、ステンレス複合材の開発によって格段に砥ぎやすくなりました。サビを防ぐクロムには、切れ味を持続させる効果があります。
ロックウェル硬さ試験法で測定します。ダイヤモンド円錐を使い、150kg加重してできる刃体の窪みの深さを測ります。記号のHRCは、ロックウェル硬さCスケールの意味です。
包丁は硬く丈夫に作られていますが、力を受ける方向によっては破損する場合があります。普段お使いの中で、食材を切るなどの真っ直ぐ受ける力には十分な強度がありますが、切り込んだ際に、こじるやひねるなど刃先を曲げる力が加わると破損する場合があります。調理の際は、前後にまっすぐ動かしてお使いください。
濡らさずにご使用ください。
また、濡らしてお使い頂いても特に問題はございませんが、効果は特にございません。
AP0116:ワンストロークシャープナーは、両刃専用。
AP0133:セレクト100ワンストロークシャープナーは両刃も片刃も使えます。
それぞれが専用のカートリッジになるので、互換性はございません。
包丁の種類に関するご質問
波刃はパン切包丁のような刃です。ギザ刃はノコギリのような刃です。
主に刃体材質と製造工程における加工精度です。良質な材料と高度な技術で作られる包丁は良い切れ味が持続し、刃こぼれしにくく刃欠けに強くなり、これにより価格が比例して高くなります。
三徳包丁と牛刀包丁はそれぞれに適した用途があります。三徳包丁は肉、魚、野菜に使用できる多用途な包丁です。牛刀包丁も三徳包丁と同様に多用途な包丁ですが、刃渡りの長い物が多く、形の点からも肉を調理することに向いています。
三徳包丁や牛刀は、一般的に両刃の作りになっていますので、右利き/左利きいずれの方でもお使いいただけます。(※一部、ハンドルの仕様で、左右専用の場合もございます)
ハガネの包丁にクロムを13~15%添加し、サビにくくした包丁です。さらに、バナジュームやコバルトなどを添加し、刃体が強く、切れ味が持続する包丁が開発されています。一般的に最も良く使われている素材の包丁です。
異種の金属を接合(冶金的接合)して作る包丁です。「ステンレス+鋼+ステンレス」、「ステンレス+ステンレス鋼+ステンレス」、「軟鉄+鋼」、「ステンレス+ステンレス鋼」などがあります。割込み材、クラッド材などともいいます。
鉄に炭素を0.6~1.2%添加した材料で作ります。業務用の牛刀や和包丁に多く用いられていますが、サビやすいことが欠点で年々生産数が減少しています。しかし、切れ味と研ぎやすさは抜群です。
磨耗しにくく(切れ味の持続性が良い)サビないという良さを持つ反面、落とすと刃が折れたり欠けたりすることがあります。
和包丁は、日本の食文化と共に変化し、和食の調理に使われています。刃付けは片刃で、出刃、小出刃、刺身、蛸引き、船行、薄刃、鎌形、菜切り(両刃)などの種類があります。
洋包丁は、明治時代に西洋から入ってきた包丁で、刃付けは両刃です。牛刀、三徳、ペティーナイフ、パン切りナイフ、骨透き(片刃)、洋出刃などの種類があります。
刃は付いておりませんので、固い食材(カボチャなど)は切れません。
きゅうり、茹でたジャガイモ・ニンジンなどを切ることが出来ます。
両刃なので、左右両刃兼用です。
包丁の製造に関するご質問
鋼を強く、硬くします。水の中で焼入れ、油は油焼入れ、空気は空気焼入れと呼んでいます。ステンレス包丁は、空気焼き入れで行います。
側金+刃+側金の刃体構造からなり、側金に異種の金属を多層接合し、折れにくく、曲がりにくくした包丁です。側金を研削すると、刀の刃紋に似た紋様が表出します。
包丁の選び方に関するご質問
穴明き三徳は右側にしか切り離れを良くする穴が開いていないので、左利きの人では対応していません。
柄の断面がD型になっていますので、利き手が関係します。通常は右利き用です。左利きの場合には左利き用の包丁をご検討ください。
リトルシェフクラブの包丁がおすすめです。詳しくは以下のサイトをご参照ください。
https://www.kai-group.com/fun/kids/checksheet/
対象年齢は設定していません。詳しくは以下のサイトをご参照ください。
https://www.kai-group.com/fun/kids/checksheet/
ハンドルの中に通っている刃体の形状の違いです。本通しはハンドル全体に柄尻まで金属が通っています。背通しはハンドルの上半分のみに柄尻まで金属が通っています。
CLは割り込み材、STはステンレス材という意味です。
柄の形状が特殊な商品に関しては左利き用の三徳包丁もありますが、基本的には左右兼用です。
複合材は芯材となるステンレスに柔らかいステンレスを挟んで作っています。 複合材にすることで固い刃となる部分が薄くなり、砥ぎやすくなります。
ハンドルが金属で一体化されている包丁(オールステンレス)もしくは、食洗器対応とパッケージなどに明記されている包丁以外は使用しないでください。
基本的に鋭角で、より硬く、より抵抗の少ないほどよく切れますが、用途によっては、欠けにくい適度な角度や硬さを考慮して作ります。
種類、用途によって異なります。使用している包丁の重さやハンドルの握り具合と比較してより扱いやすい包丁を選びましょう。高齢になると軽めの包丁を選ぶ傾向があります。