【コンセプト】
最高級の品質を目指して完全な手仕事で仕上げられた<紫鳳>。コストにとらわれず貝印が持つ究極の技術を結集して製品化されています。今までにないコンセプトで作られた1本は、日常のキッチンで使うのはもちろん、コレクターの心をくすぐる至高の包丁に仕上がりました。
【刃体】
型を起こし板状の鋼材から切り抜く量産型包丁の手法ではなく、鋼材より1本1本の刃体を切り出して作られた<紫鳳>。機械にたよらない職人の手による完全ハンドメイドの刃。高品質の包丁に用いられるダマスカス材を贅沢に使用しています。片側15層、芯材1層、計31層でつくられた刃が、滑らかで鋭い切れ味と美しい刃紋を実現しています。
【ハンドル】
ハンドル部には、紫檀・黒檀と並び、唐木三大銘木と称され鉄刀木(たがやさん)を使用。水にも沈むほどの重厚感があり、のこぎりで切るのも苦労するほどの硬さで耐久性が高く包丁の持ち手として最高の木材です。流れのある縞模様が特徴的で、他の木材にはない独特の雰囲気をお楽しみ頂けます。
【尻金】
刃体に使用されている高級鋼材のダマスカスを尻金にも使用。ハンドルの末端に金具を使用することにより、包丁全体のバランスをはかり、持ちやすさと扱いやすさに配慮しています。輪のような渦を巻いた特徴的な美しい模様が浮き出ています。