やさしい切りかた辞典

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やさしい切りかた辞典™とは

年間約246万トン*にも及ぶ、家庭での食品ロス。
その原因のひとつが、「野菜の過剰除去」です。

そこで貝印がつくったのが「やさしい切りかた辞典™」。
ムダなく野菜を切る方法を、わかりやすく解説します。

“人にやさしい刃物“という考え方を大切にしている私たち。
この取り組みで、少しでも刃物が食卓と地球にやさしさを届けられますように。

*出典:環境省ホームページ
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032203499&fileKind=2

野菜の過剰除去とは

年間32.8万トンの食品ロス アフリカゾウ約80,000頭分に相当

野菜の過剰除去とは、本来食べられる部分まで切って捨ててしまう問題です。過剰除去によって、家庭から排出される食品ロスの発生量は、全国で年間32.8万トン*と推定されています。

※出典:環境省ホームページ
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032203499&fileKind=2

家庭における食品ロスについて何を最も意識していますか? 直接廃棄 44.7%、食べ残し 36.7%、過剰除去 18.3%、その他 0.2%

貝印の独自調査によると、食品ロスについて意識しているかという質問に8割以上が「意識している」と回答した一方で、「家庭における食品ロスについて何を最も意識しているか?」という質問に対して「過剰除去」と回答した方は2割弱に留まりました。

※出典:2022年貝印調べ

過剰除去と感じる食品を教えてください 野菜 75.2%、肉 11.3%、魚 6.4%、果物 4.6%、穀物 2.1%、その他 0.4%

食べられる部分まで捨てている(=過剰除去)と感じる食品でトップとなったのは「野菜」。中でも、「キャベツ(38.2%)」「ニンジン(27.0%)」「ブロッコリー(27.0%)」「レタス(20.3%)」の順で捨てられていることがわかりました。これらの問題に対して、手軽に取り組むことができるように、やさしい切りかた辞典を制作しました。

※出典:2022年貝印調べ

監修のご協力

島本美由紀氏 近影

島本美由紀

料理研究家・ラク家事アドバイザー。

テレビ雑誌を中心に身近な食材で誰もが手軽においしく作れる料理レシピを提案。食品ロス削減アドバイザーや冷蔵庫収納&食品保存ドバイザーとしても活動し、著書は70冊を超える。令和3年、消費者庁主催食品ロス削減大賞で審査委員長賞を受賞。公式YouTube「島本美由紀のラク家事CH」では食品保存のテクニックを公開している。

https://www.youtube.com/channel/UCbIPZfpFO5ccvs8MtelVobg

小林富雄氏 近影

小林富雄

日本女子大学家政学部家政経済学科 教授

2003年名古屋大学大学院生命農学研究科博士後期課程修了。2022年度より現職。

フードシステムから発生する食品ロスについて専門的に研究し、内閣府食品ロス削減推進会議委員ほか、各省庁の委員を歴任。『食品ロスはなぜ減らないの?』(岩波ジュニアスタートブックス)など著書多数。

包丁のお手入れ

毎日使う包丁も、定期的に研ぐことで、長く使い続けることができます。包丁のお手入れも、地球にやさしいワンアクション。ぜひやってみてくださいね。

包丁をお手入れする様子

貝印株式会社は、包丁を中心としたキッチン用品やカミソリといったビューティケア用品、他に医療用品など刃物を広く扱う、総合刃物メーカーです。 創業100年を超える歴史の中で磨きあげてきた技術と精神をもって持続可能性のある社会づくりに向き合ってまいります。

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