ゼロからイチへ、オリジナルなものを作り出していく、その前段階。クリエイターたちはどういった過ごし方をしているのだろうか。自分と向き合うこと、そこから生まれる歓び。その向き合う直前にある時間/行為こそ、知りたくなる。
今回は、AUGERの世界観をもとに、新曲「ピリオド」を書き下ろしたimaseにインタビューを行った。「『整える』というワードから連想し、何か物事に『綺麗さっぱりと区切りをつける』ということを表現したかった」と語る「ピリオド」について、そして「自分と向き合う」ことの大切さについて話を伺った。「ピリオド」のMV撮影のビハインド・ザ・シーンと合わせてお届けする。
—AUGERのブランドコンセプトである「Kiss our humanity – 心に触れて“整える”時間」をテーマに制作された「ピリオド」。本楽曲に込めた思いから聞かせてください。
ブランドコンセプトとAUGERの統一感のあるデザインから着想を得て、これまでの自分の楽曲とは一味違ったスタイリッシュでクールな作品にしたいと思い制作しました。
—アップテンポな曲ながら、歌詞の内容としては失恋ソングとなっています。AUGERのブランドコンセプトから「失恋」を導き出したのが興味深く感じました。このあたりの狙いも聞かせてください。
楽曲を制作する上で、「整える」というワードから連想し、何か物事に「綺麗さっぱりと区切りをつける」ということを表現したいと思いました。その際に、「男女の恋人関係から区切りをつける」というようなストーリーにしたら面白いのではないかと思い歌詞を書いてみました。
—MVの見どころについても聞かせてください。
これまでの作品では、室内で撮影をすることがあまりなかったので、新しい試みができました。セットを使った動きやスピーディーなカメラワークなど、今までとは違うimaseを感じていただけるのではないかと思うので、ぜひ観てほしいです。
—MVでは、鏡を使ったシーンも印象的です。鏡を覗き込むシーン、合わせ鏡のシーン。普段、imaseさんが鏡に映る自身と向き合うとき、どういったことを考えていますか?
「身だしなみを整える」ということはもちろん、「自分の中でベストな状態を作る」ということを考えています。
—MV撮影時における、こぼれ話も聞きたいです。
地面に寝転がって撮影をするシーンがあったのですが、室内でありながら「冷たいなあ」と思いながら撮影をしていました(笑)。今回のMVではモデルの方々も出演してくださり、その撮影を拝見していたのですが、出演者の方々の動きや視線など、自分自身、勉強になることがたくさんありました。また、撮影が終わると気さくに話してくださり、とても良い雰囲気で自分自身も撮影に入ることができました。
—AUGERについて、第一印象がどうでしたか?
統一感のあるスタイリッシュなデザインなので、日常生活に溶け込みやすくインテリアとしても活用できるような印象を受けました。実際にAUGERアイテムを使用することで、改めて自分自身も「整える」時間を大切にしようと思うことができました。
—imaseさんにとって、「自分と向き合う」ことで生まれるものとは?
「自分と向き合う」ことによって今後の目標や、そのなかで今、自分がすべきことや大事にすべきことが見えてくるので、そういった時間は日頃から大切にしたいと思っています。
—「整える」ための日々のルーティーンはありますか?
アーティスト活動を始めてから、これまで経験したことのないさまざまな活動をさせていただく機会が増えてので、自分自身を「整える」ために、体調管理をより意識するようにしています。最近では、早寝早起きをして健康的な生活を意識しています。
—制作に取り掛かる/レコーディングにのぞむ/ライブをする前段階における、整える行為の大切さ/準備の部分の大切さについて、imaseさんの思うところを聞かせてください。
何事においても事前の準備を徹底するようにしています。事前の準備が入念にできているからこそ、本番ではリラックスして本来の力を発揮できるのではないかと思っています。
—ずばり、imaseさんにとっての「整える」とは。
ベストな自分、ベストなコンディションに持っていくために必要なことではないかと思っています!
Photography_YUSUKE MIYAKE / なかむらしんたろう, Text_Takuya Nakatani(DEGICO)
ABOUT AUGER®
忙しい朝も、穏やかな夜も、人間らしさを取り戻す。身だしなみを整える時間は、自分と向き合う時間でもあります。自分の心に触れて日常を整えると、普段の何気ない時間が愛おしくなる。AUGERが提供したいのは、暮らしを「整える」心地よい豊かな時間です。