「身だしなみを整える時間」をより豊かで、より心地良いものへと導きたい。AUGER®の掲げるこの思いに共鳴する形で実現したのが5351POUR LES HOMMES×AUGER®のコラボレーションだ。
両ブランド監修によるオリジナルデザインとして誕生したロール型ケース付き限定セットは、AUGER®のシステムカミソリ、ツメキリ M Revolver、ネイルファイル、オシャレハサミ、セーフティハサミ、毛抜きの6アイテムに、それらがすべて収納可能なロール型ケースを含む計7アイテムがセットになったプレミアムな限定アイテムとなっている。
ここでは、このコラボレートアイテムの発売に合わせて代官山SPEAK FORにおいて開催されたポップアップストアと、そのオープニングに際して行われたレセプションパーティーおよびトークイベントの模様をレポートしよう。
このポップアップでは本コラボレーションアイテムを実際に手に取ってもらえるほか、両ブランドの世界観を表現したアートワークを展開。レセプションパーティーで行われたトークセッションでは、5351POUR LES HOMMESプレスの齋藤玲緒奈とAUGER®ブランドディレクターの鈴木曜が登壇。今回のコラボレーションで生まれた新しい価値や身だしなみを整えるという行為について語っていくなかで、とくに印象的だった会話をここで振り返ろう。
齋藤:今回のコラボレーションで生まれた新しい価値について話せたらと思います。両ブランドそれぞれの得意分野を生かす形で、身だしなみをするという行為を自宅だけじゃなくて外にも持ち出して行こうよ、という狙いでした。
鈴木:ヒゲを剃る時間って1日1〜2分だと思うんです。でもそれって一生続いていく。ツメにしてもそう。一生付き合っていく時間として考えると、累積すると膨大な時間になる。その時間を煩わしいと思うんじゃなくて、それ自体を良い時間としていけたら、もっと豊かになるんじゃないかなと。それが旅先でも行えるというのは、すごくありがたい提案でしたね。
齋藤:5351はファッションブランドではありますけど、その洋服を着る先までご提案できるのはすごく大事だなと思っています。5351の洋服を着たあとに何をするか、その洋服を着る方がどういった生活をされるのかという。
鈴木:いまって、ファッションもかなり自由になってきていると感じる。「個の時代」というのもありますけど、そのなかで身だしなみ自体を楽しむという文化が生まれてきている。そういった時代の流れと、AUGER®の持つ「自分の心に触れて、整える」という部分。そして5351の洋服を着てスイッチを入れること。そういったストーリー性がリンクして今回のコラボレートが生まれた。
齋藤:「心を整えるという行為としての身だしなみ」についても、話せればと思います。
鈴木:アンバサダー契約をしているプロサッカー選手の大迫さんやプロバスケットボール選手の富樫さんと話したときに、彼らは口を揃えて「身だしなみを整えるとプレイの質も向上する」とおっしゃっていた。僕としては“整える時間”自体にフォーカスしていたんですけど、そのあとの部分、身だしなみを整えて、心が整った状態で過ごすこと自体にも価値があるんだなと気づかされました。
齋藤:そうですよね。そういうことの積み重ねが生活の質を上げていくことにつながる。近年、メンズ美容が流行っていますが、身だしなみをきちんとできている人って仕事に向かう姿勢にも現れますよね。身だしなみには自己管理や周囲の方への敬意の一環としての役割もあるなと感じています。
鈴木:誰かに会うときに、身だしなみが自分の心持ちにも影響する。日々を丁寧に生きていくことに、少しでも役に立てるとうれしいなと思っています。
齋藤:いまって、洋服や靴、鞄などといった“モノ”だけではなくて、身だしなみを整えたりといった行為そのものがファッションになってきていると感じます。今回のコラボレーションアイテムをきっかけとして、身だしなみを通して自分に自信が持てたり、新しい気持ちになれたり、そういったことのお手伝いができたらうれしいですね。
鈴木:そうですね。「まとう」という行為が、外的なものだけではなく内的な部分も含まれているなというのは最近強く感じますね。そういった意味でも、今回はすごく自然かつ必然のコラボレートでした。ありがとうございます。
Photography_Hiroshi Nakamura
ABOUT AUGER®
忙しい朝も、穏やかな夜も、人間らしさを取り戻す。身だしなみを整える時間は、自分と向き合う時間でもあります。自分の心に触れて日常を整えると、普段の何気ない時間が愛おしくなる。AUGERが提供したいのは、暮らしを「整える」心地よい豊かな時間です。