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HOW TOネイルケア辞典Vol.2☆
ファイリングで爪の形を整えよう

「ファイリング」とは、やすりを使って爪の長さや形を整えるネイルケアの基本作業。こまめにファイリングをすることで、より爪にやさしく細やかに整えることができます。

削る、整える、見違える! 正しいファイリングの仕方

ファイリングの「file=ファイル」とは“やすり”という意味。ツメキリでパチンと切るよりもツメに負担をかけず、二枚爪やひび割れの防止になります。まずはエメリーボードを使って、爪の長さや形を整える基本の技術「ファイリング」をマスターしましょう。

①親指、人差し指、中指の3本で軽く握ります。強く握ると力が入ってしまい、削るときに爪に負担がかかるので軽めの力でOK。

②まずは爪先の中央にファイルを当てます。このとき爪に対してファイルの角度が45度になるようにセットします。

③45度にセットできたらファイルを動かし、先端を好みの長さまで削ります。このときファイルを左右に往復させてしまうと2枚爪の原因になるため、必ず一方向に動かすこと!

④次にサイドを整えます。ここでも一方向に動かし、45度の角度をキープしたまま削ります。

⑤角がなくなるようにコーナーを丸く整えます。

⑥なだらかなラウンド型になったら完成。コーナーに丸みがあるため、女性らしくエレガントな印象に!

なお、ファイリングをするときは爪を柔らかくしてから行うことがポイントです。お風呂上がりなど爪に水分が含まれ、しっとりしなやかになった状態がベストタイミングです。

高橋晶子
ネイルケア辞典:監修高橋晶子ネイリスト 1982年生まれ。ネイルサロン店長、ネイルスクール講師を経て2011年に独立。2014 年、都内にプライベートサロン「ars(アルス)」をオープン。現在は、ネイリストのプロ養成事業や独立開業サポート、一般の女性向けのセルフネイルレッスンにも精力を注いでいる。
Illustration:Miyu/Text:Yuriko Isayama

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