kai corporation

HOW TO イガリシノブさんがレクチャー!
フレッシュ社会人のためのHOW TOメイク〈Vol.3〉
「丸顔がコンプレックス。
小顔に見えるメイクが知りたい!」

社会人1〜4年目のフレッシャーズたちが毎回登場。イガリシノブさんにメイクの疑問や悩みをぶつけ、もっともっと可愛くなれちゃう方法を教えてもらう全6回の連載企画です。

Vol.3_濱尾さんの場合
丸顔がコンプレックス。小顔に見えるメイクが知りたい!

濱尾永佳
メイク好きでいつも小綺麗な濱尾さんは、商品企画部所属の2年目フレッシャーズ。
ハイブランドコスメも使いこなし、大人っぽくきれいめな雰囲気が好みだそう。だから余計、丸い顔立ちが気になっているようですが…。

COUNSELING

濱尾「丸顔をすっきり小さく見せる方法、知りたいんです…」
イガリ「ほっぺた、ハリがすごい(笑)! 若さだね。小顔に見せるには、まず光を集める部分を把握すること。下地からカラーコントロールして色を配置しよう。それから、明るめのコンシーラーと濃いめのコンシーラーを使い分けて肌づくり。ベースメイクで光と影をパズルみたいに組み合わせていくよ

TODAY’s POINT
1. 下地でカラーコントロールしよう
2. 光と影をパズルのように操ってメリハリ小顔へ目くらまし!

SELF MAKE-UP ITEM

濱尾さんのポーチの中から、このコスメを使います。

  • A:ローラ メルシエ フローレス フュージョン ウルトラ ロングウェア コンシーラー 2N
  • B:ローラ メルシエ ファンデーションプライマー ラディアンス
  • C: ヴィセ リシェ ヌーディフィット リキッド BO-310
  • D: エスプリーク アイブロウ(リキッド&パウダー) BR 300
  • E : アディクション リップスティック シアー 002
  • F : キャンメイク クリームチーク 14
  • /以上すべて濱尾さん私物

+ ITEM

今回は新たに投入するのは、こちらのアイテム。

  • a:フーミー コントロールカラーベース パープル/WHOMEE
  • b:フーミー コントロールカラーベース イエローグロウ/WHOMEE
  • c:マキアージュ コンシーラーリキッド EX ライト/資生堂
  • d:フーミー ハイライトパウダー/WHOMEE

+TOOLS

MAKE CHANGE START

1

ツヤ感が出るイエロー系のコントロールカラー(b)を全体になじませ、色ムラをカバーします。

2

次にパープル系のコントロールカラー(a)を写真のように眉間上〜鼻筋にかけての“T字”、こめかみ周辺、目の下のくぼみ、口角を囲む“くの字”に乗せていきます。

3

2をファンデーションブラシ(e)でなじませます。「この部分を下地からトーンアップさせると、内側から自然なツヤ感。覚えておいてね!」

4

さらにその上から、パール感のある下地(B)を顔全体になじませ均一にトーンアップ。

5

眉間を起点とした扇状のおでこゾーン、鼻根(目と目の間、鼻のつけ根)から眉頭につながるV字ゾーン、目の下の内側ゾーン、口角に明るめのコンシーラー(c)を乗せ、なじませます。「コンシーラーをファンデーション代わりにしながら光を集めよう♡」

6

写真のように、ほおの一番高いところから下に向かって暗めのコンシーラー(A)を乗せ、チークのようになじませます。「ほお下のむっちりした“ハリ”を抑えてフラットに見せるよ」

7

5、6で塗っていない部分にファンデーション(C)を乗せます。「色味をパズルみたいに塗り分けよう! これだけで顔の外側部分が(ワントーン暗く)削れて見えるよ」

8

「さらに、高いところにピンポイントで光を集めてそれ以外を自然にトーンダウンして見せる作戦、いくね!」。アイシャドーブラシ(f)を使って、ハイライトパウダー(d)をおでこ、目頭のキワから鼻根(写真の部分)、目の下のゾーンに乗せていきます。

9

赤系のチーク(F)を、横長の楕円形を描くようにオン。

10

眉は、アイブロウペンシル(E)で眉頭の上に高さを足すように描きます。「そうすることで、ぐっと締まって顔幅が狭く見えるの。目の錯覚を利用しよう」

あ、自然なメリハリがついた♡

BEFORE

AFTER

濱尾「眉の根元の、上をちょっと高めに描くんですね」
イガリ「そう! 目の錯覚で顔の横幅が狭く見える効果があるの」
濱尾「たしかに、眉と目のあたりの印象が強くなって、顔全体が締まって見えます。不思議…! 眉の描き方もこれから変えてみます」

濱尾さん衣装クレジット
リブニットワンピース/UNITED COLORS OF BENETTON
リングイヤリング/イロリエール(ロードス)

〜From Writer〜
小顔テクニックといえば、おでこの横やえらにガッツリ入れる暗い色みのシェーディング。と思いきや、そこは一切ノータッチで終わった今回。それよりも、顔の中心部にハイライト効果を仕込むベースメイク法の、なんたる新しさ。影をつくることよりも、光をつくることに注力するのですね。たしかに、シェーディングってこれまでする気が起きなかったわ…だって、なんで白い部分をわざわざ濃くせにゃならん? そんなの嫌! って乙女心が反発するんです。それに、顔の輪郭が濃いのに首からいきなり白いけど、それでいいのか? って疑問もあったし。間近で見たときもあくまで自然、それが最前線のメイクなのか…なるほど、なるほど…と深く首肯するばかりです。

次回は、濱尾さんがカラーアイシャドーに挑戦。
「脱・マンネリブラウンに挑戦したい」悩みにイガリさんがお答えします。乞うご期待!

イガリシノブさんがレクチャー!
フレッシュ社会人のためのHOW TOメイク バックナンバー
Vol.1 面長顔を“かわいく”見せたい竜崎さんの場合
Vol.2 奥二重。アイラインの入れ方がわかりません…
Vol.3 コンプレックスの丸顔を“小顔”に見せたい濱尾さんの場合
Vol.4 カラーシャドーに挑戦。似合う色みや入れ方が知りたい!
Vol.5 「毛穴レス肌」になりたい髙多さんの場合
Vol.6 “仕事デキる女”っぽメイクに挑戦!

Hair&Make-up:Shinobu Igari(BEAUTRIUM) / Photo:Ayumi Fuse / Styling:Seiko Irobe / Text:Marina Oku

バックナンバー