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HOW TO イガリシノブさんがレクチャー!
フレッシュ社会人のためのHOW TOメイク〈Vol.2〉
二重幅が狭くって、アイラインが隠れる...
入れ方がわかりません!

社会人1〜4年目のフレッシャーズたちが毎回登場。イガリシノブさんにメイクの疑問や悩みをぶつけ、もっともっと可愛くなれちゃう方法を教えてもらう全6回の連載企画です。

Vol.2_竜崎さんの場合
二重幅が狭い私の目。アイラインはどう入れたらいい?

竜崎絵里佳
清楚できちんとした印象の竜崎さんは、会社では広報・宣伝部に所属する社会人1年目のフレッシュマン。
「二重の幅が狭く、ラインを入れても目を開けると隠れてしまうんです…」。透明感あふれる彼女にフィットするアイラインの引き方とは…?

COUNSELING

竜崎「アイライン、引いてもあんまり印象が変わらないんです」
イガリ「もともとの目の形に添わせればOK。目のキワにはピンクを引いて、まつ毛には埋め込みライン。(竜崎さんのポーチをのぞいて)バーガンディー色のアイライナーとマスカラ持ってるんだ? これ使うね。赤みのある暖色系は“膨張色”だから、血色よく、うるうる感を出せるのよ。眉は黒に近いブラウンを使ってピュアな雰囲気にしよう!」

TODAY’s POINT
1. ピンクライン×バーガンディーマスカラで“うるみ”eye
2. アイラインはまつ毛のすきまに埋め込むように♡
3. 眉は濃いめ&太めのピュア眉に

SELF MAKE-UP ITEM

竜崎さんのポーチの中から、このコスメを使います。

  • A:キングダム リキッドアイライナー S BG
  • B:ケサランパサラン ラッシュリフター WN01
  • C:RMK リップジェリーグロス 05 シャイニーピンク
  • D: シュウウエムラ ルージュ アンリミテッド BG 920
  • /以上すべて竜崎さん私物

+ ITEM

  • a : インテグレート 3D ニュアンスパウダー ブラウン/資生堂
  • b:フーミー マルチグロウ スティック sister(ラベンダー)/WHOMEE
  • c:フーミー マルチライナー oomphy(ピンク)/WHOMEE
  • d:フーミー アイブロウペンシル mine(ダークブラウン)/WHOMEE
  • e : フーミー マルチライナーcomeon(キラキラオレンジ)/WHOMEE

+TOOLS

MAKE CHANGE START

1

アイホール全体をブラウン系のフェースカラー(a)で整えます。

2

上まぶたのキワにピンク系のアイライン(c)を引きます。「狭い二重幅をつぶさない明るい色にトライ!」

3

下まぶたのキワは、ラメ入りのオレンジ系ライン(c)でまつ毛をつなげるようになぞります。「ラメのキラキラでうるうる感UP♪」

4

ここでようやくリキッドライナー登場(A)。黒ではなくバーガンディー色で、まつ毛とまつ毛の隙間を埋めるようにちょんちょんと描き足します。 反対の手でまぶたを引っ張り上げて、まつ毛の下からペン先を差し入れるのがコツ。「アイラインは太くなくてOK。もともとの目の形をいかしたナチュラルさが今っぽさにつながるよ!」

5

目尻から目の下4分の1くらいにピンク系のライン(c)を足し、綿棒で2mmほど下へ広げてぼかします。「目尻にも血色感を足してマスカラ以外のアイメイクは完成!」

6

ラベンダー系のチーク(b)をほお骨の高いところから内側のゾーンにくるくるとオン。「ラベンダー色は血色感と透明感の両方を兼ね備えた欲張りカラーよ♡」

7

奥二重さんやまぶた重ためな人にも使いやすい“押し上げ”タイプのまつ毛カーラー(f)でまつ毛を上向きにして、バーガンディー色のマスカラ(B)を塗ります。

8

ベージュピンク系リップ(D)をざっくり塗り。「リップスティックでそのまま“直塗り”がポイント。ほどよく輪郭がぼかせるよ」

9

上からピンク系のグロス(C)を重ねます。「優しいピンクでぷっくりかわいい唇に」

10

眉は眉下にピンク系の色みを乗せたあと、全体にブラウン系を乗せ、さらにダークブラウンを乗せて濃いめにします。

ほら、ナチュラルなのに目元が印象的♡

BEFORE

AFTER

竜崎「アイラインって埋め込むだけでいいんですね」
イガリ「そうそう、太く引くとまぶたに隠れちゃうからね。まつ毛の形に沿って、あとはピンクやオレンジを足して」
竜崎「まばたきするとピンクがちらっと見えて可愛い♪ 奥二重だとピンクやオレンジが派手すぎずに使えていいみたい」
イガリ「黒の囲みラインみたいに目が小さく見えるということもなく、むしろ大きく見えるの。膨張色効果だね」
竜崎「新鮮です!」

竜崎さん衣装クレジット
ピアス/Vlas Blomme
その他/竜崎さん私物

〜From Writer〜
現在36歳のライターOが20代前半の頃は目力全盛で、アイメイクはゴリゴリの黒マスカラ、黒ライン一択、でした。が、今はふんわり柔らかい雰囲気が求められるゆえ、目の周りは黒を使わず暖色を使って“お風呂上がりみたいな、血色のいい顔”を表現するのですね。この色使いが、コロンブスの卵というかコペルニクス的転回というか…とにかく新鮮。さらに、黒囲みアイラインはせず、本来のまつ毛が生えてる部分だけに埋め込むように色を乗せると。それってつまり、生まれ持った目の形を全肯定する行為。目の変形は不要。「メイクって目を詐欺らなくてもいいんだ!」と思い込みをかち割られたような気分でした。

次回は、商品開発を担当する濱尾さんが小顔メイクに挑戦。
「丸顔がコンプレックスだから小顔になりたい」悩みにイガリさんがお答えします。乞うご期待!

イガリシノブさんがレクチャー!
フレッシュ社会人のためのHOW TOメイク バックナンバー
Vol.1 面長顔を“かわいく”見せたい竜崎さんの場合
Vol.2 奥二重。アイラインの入れ方がわかりません…
Vol.3 コンプレックスの丸顔を“小顔”に見せたい濱尾さんの場合
Vol.4 カラーシャドーに挑戦。似合う色みや入れ方が知りたい!
Vol.5 「毛穴レス肌」になりたい髙多さんの場合
Vol.6 “仕事デキる女”っぽメイクに挑戦!

Hair&Make-up:Shinobu Igari(BEAUTRIUM) / Photo:Ayumi Fuse / Styling:Seiko Irobe / Text:Marina Oku

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