あこがれの美肌に！
20歳からの正しいスキンケア講座Vol.7
繰り返す“大人ニキビ”、どうにかしたい！

Q7. そもそもニキビは何故できる？ できてしまった時の対処法は？

A. ニキビは肌の炎症。ケアの前に鎮静のひと手間を

ニキビとは、毛穴の中で菌が繁殖し、炎症を起こしている状態のこと。皮膚のターンオーバーが滞って毛穴の角質が厚くなり、出口が塞がれて皮脂が詰まってしまうことで起こります。さらに脂性肌や糖分、油分の多い生活やストレス、ホルンモンバランスの乱れなども原因に。


肌を清潔に保つことは大切ですが、大人になってからのニキビは肌の保水力やバリア機能の低下によってできることもあるので、洗顔ばかりに気を取られず、きちんと保湿をすることも大切です。できてしまった時は、炎症を抑えることが大切。朝晩の洗顔後、Vol.5で紹介した“水コットン”で鎮静してあげましょう。その後、ニキビケア用や、皮脂の過剰な分泌を抑えるビタミンC入りの化粧水を使って鎮静・保湿してくださいね。

症状がひどい時は、まずお医者さんに相談を

最近になって急にニキビができはじめたり、症状が広範囲にわたる場合は、一度皮膚科で診察してもらうことをおすすめします。なぜかというと、生活の変化やホルモンバランスの乱れなど、20歳のニキビは10代の頃以上にいろいろな原因が考えられるから。間違ったケアを続けてニキビ跡をつくってしまわないように、早め早めの対処を心がけましょう。