KAIグループは、3月31日（月）午前11時より、貝印株式会社の東京本社7階にて、平成26年度「KAIグループ合同入社式」を行いました。本年度は、KAIグループ総勢14名が入社。
登壇した代表取締役社長の遠藤からは、「本日は快晴となり、皆様の入社と貝印106年の歴史の門出として、相応しい一日となりました。今日の緊張感、期待感など、初心を忘れずに頑張ってください。」という挨拶に続き、新入社員ならびにKAIグループ社員全体へのメッセージとして毎年欠かさず伝えている「5つの大切」を述べました。

1番目は、“基本を大切に”という事です。基本の基は、まず挨拶からです。これから研修などできっちりと身に着けて欲しいと思います。
2番目は、“お金を大切に”という事です。社会人として会社から報酬という形で貰う自分で稼いだお金です。豊かな人生をおくるためにも大切にし、自分の将来のために有効に活用してください。
3番目は、“時間を大切”にという事です。一日に与えられた時間は誰にも共通して24時間です。今まで以上に時間を大切に、意識を持って使ってください。
4番目は、友人を大切にという事です。これから仕事をするうえで、新しい友人もできると思う。これからの長い人生の中でいろいろ決めなければならないこと、相談しなければいけないことも出る。やはり、腹を割って話し合える友人が非常に大切な存在になってきます。
最後は、夢を大切にという事です。いろいろな希望、夢を持ってKAIグループに入社されたと思います。夢や希望は簡単にかなえられるものではありません。しかし、努力して、毎日意識をしてやっていけば、必ずかなえられるものだと私は信じています。仕事を通じて夢を実現するようにがんばってください。
また、「KAIグループでは、企業理念、行動規範が定められております。仕事を通じてこれらの意図するところを理解してください。そして、それぞれの仕事に活かし、素晴らしい社会人生活を送ってください」と語りました。

最後に、「素晴らしい社会人生活となるように、暖かく厳しく接していきます。KAIグループの一員として初心を忘れずに頑張ってほしい。期待しています」と結びました。
一方、新入社員は一人一人の名前が読み上げられ、辞令の交付をされる中、大きな返事とともに緊張した面持ちで社長の前に登壇しました。辞令を受け取り席に戻る新入社員は、社会人の一歩への期待と希望に目を輝かせていました。
新入社員を代表して「誓いの言葉」を述べた花薗 真（はなぞの まこと）さんは、「これから始まる社会人生活に、新入社員一同期待に胸を膨らませています。便利な物が溢れかえっている現代において、貝印の今年のスローガンである“創意工夫”を忘れずに、今までにない新しい物を考える事が大切だと思います。我々新入社員の最大の武器である、若さとチャレンジ精神をもって、KAIグループの成長と飛躍の一助を担えるよう、努力を続けていく事を誓います」と宣言しました。
また、入社2年目となる先輩社員の上地 拓（うえち たく）さんは、「不安も多いと思いますが、仕事はチームワークでするものなので、たくさん相談してください。与えられた仕事の中から、その意図を理解し、将来大きな仕事を与えられた時に対応できる力を積み重ねていってほしいと思います。これからのKAIグループの歴史を一緒に作っていきましょう」との言葉で、新入社員を歓迎しました。

■新入生を前にスピーチをする遠藤社長	■社長から辞令を渡される新入社員