貝印株式会社では、中国料理の第一人者として知られる脇屋友詞さんと共同開発の、オールステンレスで本格仕様でありながら家庭でも使いやすい小さめの中華包丁と中華ペティナイフを、今春より全国の専門店、百貨店等を通じ発売しています。

    今回発売の商品は、中国料理をもっと身近に感じて欲しいとの願いから、中国料理の脇屋シェフと当社が「卓上飲茶」をテーマに、家庭でも簡単に扱えるアイテムを揃えた新シリーズの一つです。
    中華包丁は刃体が四角く、肉、魚、野菜など様々な食材を切ったり、叩いたり、また刃体の側面を利用して砕いたり潰したりなど多機能ですが、一般的なものは刃渡りが20cm以上と大きく、刃体の幅もあって重いため、家庭では扱いにくいとされていました。今回開発した中華包丁は、女性でも家庭で手軽に扱えるよう刃渡りを16.5cmと小型に設計したほか、通常の中華包丁より刃付けを鋭角に施すとともに刃体の側面に大小2種類のくぼみを設けたディンプル構造にし、切れ味と切り離れを良くしています。また、ハンドルは刃体に対して傾斜を付けて成型したほか、ハンドル自体もカーブを付けて握りやすく、長時間使っても指に負担がかかりにくいよう工夫しています。
    中華ペティナイフは、当中華包丁と同じ刃付け、ハンドルを採用した刃渡り13cmで、飾り切りやフルーツの皮を剥いたりするなど手元で細かい作業をするのに便利です。

■ 商品名/価格

      Wakiya中華包丁165mm　 　　　　 8,000円（税込8,400円）
      Wakiya中華ペティナイフ130mm　 5,000円（税込5,250円）

 脇屋友詞さんプロフィール
    1958年北海道札幌市生まれ。1996年「トゥーランドット游仙境」代表取締役総料理長に就任、現在は横浜・赤坂に店舗展開、1997年パンパシフィックホテル横浜（現パンパシフィック横浜ベイホテル東急）中国料理総料理長に就任。2001年東京･赤坂に「Wakiya一笑美茶樓」をオープン。NHK「きょうの料理」「食彩浪漫」等の料理番組を通じ、中国料理の楽しさを広く伝えている。さまざまな分野に造詣が深く、2002年にはNHK「趣味悠々」にて中国茶講師を担当。05年には日本ソムリエ協会認定・名誉ソムリエに就任。