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パン切り包丁のおすすめ11選|選び方やメリットも紹介

パンを切ることに特化した「パン切り包丁」。ふんわりした食パンや皮が硬いバゲットなどさまざま種類のパンをきれいに切るため、パン好きならばぜひ1本は持っておきたい包丁です。とはいえ、多くのメーカーから販売されている上、種類も素材も数多く「自分に合ったパン切り包丁がわからない」という人も多いかもしれません。そこで今回は、パン切り包丁の選び方のポイントや、おすすめアイテムをご紹介します。パン切り包丁の購入を検討している方や気になっている方はぜひ参考にしてください。
上質なパン切り包丁のメリットとは?

もしかすると「パン切り包丁って本当に必要?」「料理に使う包丁ではダメなの?」と思っている人も少なくないかもしれません。
ですが、パン切り包丁と料理用の包丁とでは切ったときの断面の仕上がりに大きな差が生じます。
パン切り包丁で切ると、刃がパン生地に引っ掛からずに切れるので、断面はなめらかになります。一方で料理用の包丁では、刃が生地に入りにくく、ぼそぼそとした仕上がりになってしまうのです。
また、パン切り包丁は、刃を真っ直ぐにおろせるので厚みが均一になり、見栄えが良くなるのが大きな魅力。ふんわりした食パンはもちろん、表面が硬いバゲットにもすっと刃が入るので、パンが潰れてしまうこともありません。
パンを頻繁に食べる人であれば、パン切り包丁が1本あるだけで、パンを食べる生活のクオリティが格段に高まるといえるでしょう。
パン切り包丁の選び方

パン切り包丁は、刃の形状により「波刃タイプ」と「平刃タイプ」の2種類あります。さらには、刃渡りや素材により特徴がございます。
ここではパン切り包丁を選ぶ際におさえておきたい6つのポイントを解説していきます。ぜひ購入をする際の参考にしてみてください。
使いやすさ重視ならオーソドックスな「波刃」
使いやすさを重視する場合は「波刃」がおすすめ。「波刃」はギザギザとした波形状が特徴で、やわらかい食パンやクロワッサン、硬いバケットやカンパーニュまでどのようなタイプのパンでもキレイに切ることができます。
初めてパン切り包丁を購入する場合には、こちらの波刃タイプを選んでおくのがよいでしょう。
ただし、波刃の形状が鋭すぎるものは生地に引っ掛かりやすく、キレイに切れないため、刃先は粗すぎないものを選ぶのがベターです。
ふわふわ&柔らかいパンを切るのなら「平刃」
一方で、「いつも食べるのは柔らかいパン」という人にいちおしなのが「平刃タイプ」。刃の形状が真っ直ぐなパン切り包丁で、食パンやスポンジケーキなど柔らかいパンを切るときに適しています。刃が、やや生地に入りにくいためハード系の一部は切りにくいこともありますが、波刃と違ってパンくずが出にくいのがメリットです。
また、平刃タイプのパン切り包丁のなかには、平刃と波刃がミックスした商品もあります。さらにエッジのある刃や緩やかな刃など、さまざまな刃をミックスしたパン切り包丁も人気を呼んでいます。
刃渡りは20cm以上がおすすめ
パン切り包丁は「奥に押して、手前に引いて」を繰り返して切るため、食パン一斤(約12.5cm)の幅より余裕のある長さのものを選びましょう。
理想の刃渡りは20cm以上。また、パン・ド・カンパーニュやスポンジケーキなど大きなパンを切りたい場合は、さらに長めの包丁を選んでおきたいところです。
一方で、刃渡りの長いパン切り包丁は食器棚やキッチンの収納に収まりきらない場合もあるので注意が必要です。購入する際は、収納スペースのサイズを事前に測っておきましょう。
切れ味を追求するならステンレス鋼がおすすめ
パン切り包丁の刃にはステンレスやセラミックが使われることが一般的です。素材によって値段も幅広いですが、切れ味を求めるなら「ステンレス」がおすすめです。強度が高いうえ、長持ちするので長期的に使うこともできます。
軽さなどに重点に置くならば非金属の「セラミック」がよいでしょう。食洗機にも対応するアイテムが多く、忙しい人には何かと便利であること間違いなしです。
衛生面を重視するなら柄と刃が一体型
衛生面を気にするなら柄と刃の部分に段差がない「一体型」を選ぶのがよいでしょう。柄と刃が分かれているパン切り包丁は隙間にパンくずが入り込みやすく、お手入れも少々大変。一方で、一体型ならばそのような心配も不要。段差がないためサッと洗うだけで清潔を保てるのがうれしいポイントです。
切り口のなめらかさにこだわるなら電動式
「市販の食パンのようななめらかな切り口に仕上げたい!」という人におすすめなのが電動式のパン切り包丁。生地に押し当てるだけで簡単にスライスできるうえ、柔らかいパンも薄くきれいに切ることができます。最近では充電式のコードレスタイプも登場しているので、場所を選ばずに使うことが可能です。
一方で電動式は重く、稼働音が大きいのが難点。さらにバゲットなどハード系のパンを切ると、パンくずが出やすいという一面もあります。購入する際は使うシーンなどを考えて、検討したいところです。
おすすめのパン切り包丁11選

ここからはおすすめのパン切り包丁をご紹介します。刃物の町として知られる岐阜県関市で1908年に創業した老舗刃物メーカーで、家庭用包丁国内トップシェアを誇る「貝印」から10アイテムをピックアップしました。予算や素材、デザインなどをポイントにぜひ参考にしてください。
旬Classic ブレッド 225mm
¥22,000 (税込)
関孫六 匠創 パン切包丁 210mm
¥4,950 (税込)
関孫六 ダマスカス パン切りナイフ 240mm
¥15,400 (税込)
旬Sora ブレッド 225mm
¥15,400 (税込)
関孫六 わかたけ パン切りナイフ 210mm
¥2,420 (税込)
ブレッドナイフ pas mal WAVECUT(パマル ウェーブカット)
¥7,150 (税込)
杉窪章匡氏について
1972年12月25日生まれ。両祖父が輪島塗職人という職人家系の血統。自身もパティシエとして職人人生を歩み始め、24歳でシェフパティシェに就任。 2000年、渡仏。2つ星「ジャマン」1つ星「ペトロシアン」を経て2002年に帰国。帰国後、数件のパティスリーやブーランジュリなどでシェフを務める。 2013年に独立。自身がオーナーを務める「365日」の他、名古屋「テーラ・テール」、福岡「ブルージャム」、向ケ丘遊園「セテュヌ ボンニデー」のプロデュースを手掛ける。
Nyammy(ニャミー) ねこのパン切りナイフ
¥2,420 (税込)
KHS Bready ONE(パン切りナイフ)
¥1,760 (税込)
まとめ

いかがでしたか?焼きたてのふわふわのパンから、パン・ド・カンパーニュやバゲットなどハード系まで、さまざまな種類のパンをきれいに切ることができる「パン切り包丁」。断面がなめらかに仕上がるだけではなく、刃がパン生地にすっと入り込むので、ストレスなく切れるのも魅力です。
また刃を真っ直ぐにおろせば均一な厚みに切れるので、サンドイッチやフレンチトーストなどメニューの幅も広がること間違いなし。朝食は毎日パンという人、自宅でパンを手作りする人なら、ぜひパン切り包丁を入手してみるのはいかがでしょうか。
今回ご紹介したパン切り包丁以外にも貝印の公式ホームページではさまざまなアイテムをご紹介しています。ぜひとっておきのパン切り包丁に出合って、至福のパンライフを楽しんでくださいね!