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小学校1~4年生のお子さまを対象に、
「キッズ包丁クラブ
お魚をさばいてみよう!」を2017年8月22日(火)に行いました。
昨年に続き2回目となる今年のレッスンでは、なんとアジの三枚おろしに挑戦!
子どもたちのドキドキとワクワクが詰まった、夏休みの特別包丁体験レッスンの様子をぜひご覧ください!
今回参加してくれたのは、小学1年生から4年生の12名。実習に入る前に、しっかり手を洗います。食材はみんなの口に入るもの。ばい菌が入ってしまわないように、しっかり手を洗いましょう。ツメを短く切って、ツメの間もきちんと洗います。
今日の講師は大人向けにも魚のおろし方を教えている料理研究家・高橋善郎先生。「みなさん、よろしくお願いします!」と元気なあいさつをしてもらいました。
まずは包丁クイズで、色々な包丁があることを学びます。この包丁は、何を切るために使うかわかるかな?答えはスイカ。大きなスイカも一刀両断できるサイズにびっくりです。
包丁の部分ごとの名前と使い道も学びました。
包丁の種類について学んだ後は、高橋先生から包丁の使い方をレクチャーしてもらいました。包丁の持ち方や置き方、食材のおさえ方など、気を付けることが盛りだくさんです。安全に料理するためにとても大切なポイントのため、しっかり頭にいれておきましょう。
包丁について勉強した後は、魚をさばきます。まずは先生のお手本から。包丁を入れるコツや順番の説明を熱心に聞いています。「包丁の長さを全部使って切りましょう」
いよいよアジの三枚おろしに挑戦!頭を切り落として、内臓を取って…はじめての体験にドキドキです。魚に対峙する姿は真剣そのもの。
次にアジの身をおろしていきます。アジの皮はすべるので、包丁を持たない手でしっかりおさえて、ゆっくり慎重に。中骨がザクザクと音がするくらいしっかり包丁を沿わせていきます。
三枚おろしの完成。先生のアドバイス通り、きれいにおろせました。おろしたアジは、きれいに洗って、一口サイズに切っておきます。
さばいたアジは「ちらしずし」にします。おろしたアジを丁寧に切って、酢や昆布と一緒に炊いたごはんに錦糸卵やエビ、いくらと一緒に盛りつけて、最後にのりをのせたらたらできあがり。色鮮やかなちらしずしになりました。
手と手をあわせて「いただきます!」。がんばって作ったからごはんがすすみますね。おうちの方からも「おいしい!」と大好評でした。今日使った包丁は、名前を入れてプレゼントします。ぜひおうちでも三枚おろしやお料理に挑戦してくださいね。
神奈川県出身。料理研究家、日本酒ソムリエ。和食料理人の父の影響で、幼少期から料理の基礎を学ぶ。
大学卒業後、大手食品メーカー、IT会社に勤務しながらきき酒師、ソムリエ、調理師免許などの資格を取得。祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業後、和食料理店の店長を経て独立。和食や日本酒をカジュアルに楽しんでもらうため、2013年12月より和食専門料理教室を主宰。だしのひき方、魚のさばき方等を中心にレクチャーしている。2015年からは農林水産省・JICAの共催事業にも参画し、国内外で日本食・食文化を発信。
また、スポーツをこよなく愛し、2016年6月に行われたトライアスロンの大会では年代別準優勝。
「食 × スポーツ」を普及する活動も精力的に行っている。