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2018年イベントレポート | キッズ包丁クラブ
小学校2~4年生のお子さま15名を対象に、
「キッズ包丁クラブ
お魚をさばいてみよう!」を2018年7月24日(火)に行いました。
3回目となる今年のレッスンでは、昨年度も好評のアジの三枚おろしに挑戦!
子どもたちのドキドキとワクワクが詰まった、夏休みの特別包丁体験レッスンの様子をぜひご覧ください!
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今日の講師は昨年に引き続き、大人向けにも魚のおろし方を教えている料理研究家・高橋善郎先生。「みなさん、よろしくお願いします!」と元気なあいさつをしてもらいました。
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まずは包丁クイズで、色々な包丁があることを学びます。この包丁は、何を切るために使うかわかるかな?答えはスイカ。大きなスイカも一刀両断できるサイズにびっくりです。包丁の部分ごとの名前と使い道も学びました。
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包丁の種類について学んだ後は、高橋先生から包丁の使い方と魚のおろし方をレクチャーしてもらいました。包丁の持ち方や置き方、食材のおさえ方など、気を付けることが盛りだくさんです。安全に料理するためにとても大切なことなので、しっかり頭にいれておきましょう。
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今日みんながチャレンジするのはアジの三枚おろし。先生にやさしく教えてもらいながら、お手本のような三枚おろしができるように、がんばって魚をさばきます。
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包丁について勉強した後は、魚をさばきます。まずは先生のお手本から。包丁を入れるコツや順番の説明を熱心に聞いています。身をおろすときは、包丁の全体を使って切ることがポイント。子供たちは高橋先生の手元をのぞき込み、次の工程を予想して答えるなど、興味津々な様子でした。
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魚を触る前には手洗いやアルコール消毒を忘れずに。食材はみんなの口に入るもの。ばい菌が入ってしまわないように、きれいにしましょう。手を切らないように手袋もつけて、準備ばっちりです。
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いよいよアジの三枚おろしに挑戦!うろこを取って、頭を切り落として、内臓を取って…はじめての体験にドキドキです。自分の名前入り包丁を持った子どもたちが魚に対峙する姿は真剣そのもの。
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次にアジの身をおろしていきます。アジの皮はすべりやすいので、包丁を持たない手でしっかりおさえて、ゆっくり慎重に。カリカリと中骨に引っかかる音がするまでしっかり包丁を沿わせていけば、身をきれいにおろすことができます。
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さばいたアジは「ちらしずし」にします。おろしたアジを丁寧に切って、酢や昆布と一緒に炊いたごはんに錦糸卵やエビ、とびっこと一緒に盛りつけて、最後にのりをのせたらたらできあがり。色鮮やかなちらしずしになりました。
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手と手をあわせて「いただきます!」がんばって魚をおろしてつくったから、ごはんがすすみますね。おうちの方からも「おいしい!」と大好評でした。今日使った名前入り包丁を持ち帰って、おうちでも三枚おろしやお料理に挑戦してみてくださいね。
和食料理人である父のもと、幼少期から料理の基礎を学ぶ。大学卒業後は食品メーカーに勤め、日本料理店での店長勤務を経て、フードコーディネーター養成スクールを卒業の後、料理研究家として独立。食に関する資格を多数取得し、素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。農林水産省・JICAの共催事業にも参画し、自身で動画制作も手掛け、海外に向けて日本食・食文化を発信している。
また、スポーツをこよなく愛し、トライアスロンの国内大会では年代別で優勝するほどの実力。2017年のシーズンを通じて世界選手権の出場権を獲得。2018年、オーストラリア
ゴールドコーストで行われるトライアスロン世界選手権ではエイジグループ日本代表として出場予定。「食
× スポーツ」を普及する活動も精力的に行っている。