空間に置く刃物

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開発の背景

刃物の多くは手に持って使用し、使用していない時は収納されている。日常生活に不可欠でありながら、“出しっ放し”には危険が伴い、生活感もでてしまう。使用シーンも含め「日常生活の中での刃物のあり方」について新しい提案をできないかと考えた。

デザインの意図

三角・四角・バー型のソリッド感のある形状。一見刃物に見えない外観でありながら、それぞれの機能を図形で表現し、かつコントラストの強い2トーンカラーにすることで、どこに対象を差し込めば切ることができるか直感的にわかるデザインとした。　

製品概要

壁に設置する手に持たないスタイルの刃物。線（糸・紐など）・角（パックなど）・端（封筒など）と切りたい箇所に合わせてプロダクトを選択。
常に壁に設置していることで出し入れの手間がなく、刃物でありながらオブジェのように空間に存在する。